2007年03月14日

引越し

家も引っ越さなきゃいけないんですが
その前にブログを引越しました。
http://tmdiary.blog.shinobi.jp/
どうせ誰も読んでないであろうTMDiaryをこれからもよろしく。
少しは内容変えようかな。
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2007年03月07日

「レディ・イン・ザ・ウォーター」(2006)

lady.jpg監督:M・ナイト・シャマラン
出演:ポール・ジアマッティ、ブライス・ダラス・ハワード、ボブ・バラバン、M・ナイト・シャマラン、サリタ・チョウドリー 他
原題:「LADY IN THE WATER」

ごく普通のアパート“コーブ・アパート”の管理人クリーブランド・ヒープ(P.ジアマッティ)は、廊下の掃除や電球の交換をするだけの単調な毎日を送っていた。ところがある晩、中庭のプールでストーリーと名乗る謎めいた女性(B.D.ハワード)と遭遇する。彼女は水の精“ナーフ”という存在で、“ブルーワールド”からある目的のために人間界にやって来たという。やがて、クリーブランドは韓国系親子が語るおとぎ話をヒントに謎を紐解き始める。そんな中、ストーリーが“ブルーワールド”へ戻ることを阻止しようとする恐ろしい怪物が現われる。クリーブランドは住民たちの協力を得て謎解きを進めながら、ストーリーが無事に戻れるよう懸命に奔走するのだが…。

いや〜、ついに見てしまった、シャマランのいろんな評価が飛び交った作品。映画館に観にいかなくて正解だった、と思う。しかしDVDを半額で借りて見るには最高の映画ですね。非常におもしろかった。「サイン」や「ヴィレッジ」も映画館に行かずDVD鑑賞したならもっと評価はよいものになっていたのだろう。

ということでこの映画おもしろかった。いまだ「シックス・センス」の呪縛にとりつかれている人やマトモな映画を見たい人ははこういうのは楽しめないんだろうけどシャマランの楽しみ方を知っていればすごくおもしろいはずだ。まずいつものようにみんなが大真面目にふざけている。そしていつものように大真面目に怪物が出てくる。さらに今回はキャスティングがすばらしく傑作なやつばかりでP.ジアマッティはもちろん、インド人が大真面目に演技していた。笑うな、というほうが無理なものばかりではないか。まぁやはりというか当然というかラジー賞の助演賞をインド人は獲得していた。

これはもうインド人がふざけて映画を作っているとしか思えなくなってきているのだが本人のコメントなどを雑誌などで読むとどうやら大真面目らしいのだ。何よりいつも伝えたいテーマがあり、それを伝えるのが目的でありそのためにドンデン返しなどの手段を使う、と。だからいつもドンデン返しを期待してもらっては困る、と。伝えたいものはいつも違うのだから、と。なるほどこいつは真面目に映画を作っている。今回もしっかりP.ジアマッティの過去などを考えると大切なものを逃げずに守るというテーマが見て取れる。適当にやりたい放題やっているわけではない気がする。

しかしこの監督、いやインド人はアホである。アホというか真面目であるがマトモではない。「サイン」での家族愛、「ヴィレッジ」での共同体への不安、この映画での大切なものを守るということ。なんで全部怪物が出てくるんだ。ふざけやがってまじうける。もう怪物が好きなんだろうな、マトモじゃねー。今回の怪物は草犬みたいなやつで最初出てきたときはおもしろくてしょうがなかったぞ。それに出会って必死な顔して逃げるジアマッティだぞ。そんでなんとかっていう守ってくれる3人のやつらがこれまた草人間みたいなやつでよ、おいおい、どうなってんだブルーワールドはよ、右腕だけ鍛えてるアホもいるしよ。

ということで楽しみっぱなしでした。中盤の謎解きのようなところが強引なゴロ合わせのような展開でこんなもんでいいのか、と正直つまらなさを覚えたがエンドロールの最後に出てくるメッセージで全ては納得。これはおとぎ話なのである。おとぎ話が現世に現れた映画なのではなくこの映画自体がおとぎ話で子供が寝る前に親が聞かせているような話なのだ。となればご都合主義に思える展開もまぁ怪物も許せるってもんだ。インド人が出まくってることも。いや、それは許せん。

ラストのワシが連れ去るシーンはなかなかのハッピーエンドである。幸せな気分にすらなる。本当におとぎ話だ。全体的にも夏の夜に起きた不思議な体験が涼しそうに不思議そうな雰囲気の中で進んでゆき心地よい。しかし最も気になったのは
ladyinthewaterpubl.jpg spacek.jpgそっくりじゃねーか?
左:B.D.ハワード
右:シシー・スペイセク@「キャリー」('76)
ニックネーム TMD at 04:47| Comment(0) | TrackBack(0) | MOVIE

2007年03月06日

「フェノミナン」(1996)

2022_007.jpg監督:ジョン・タートルトーブ
出演:ジョン・トラヴォルタ、キラ・セジウィック、ロバート・デュヴァル、フォレスト・ウィッテカー 他
原題:「PHENOMENON」

カリフォルニアの小さな町ハーモンに暮らす、自動車整備工のジョージ(J.トラボルタ)。彼は自分の38歳の誕生日の晩、不思議な光を浴びて超人的な力を得る。その能力で仲間たちを喜ばせたジョージは、片思いの相手レイス(K.セジウィック)の子供たちとも親しくなる。レイスもまたジョージに好意をもっていたのだが、彼女は過去に夫を亡くしたことから、人を愛することに臆病になっていた。やがてジョージはその人並み外れた能力から、親しかった仲間たちからも気味悪く思われるようになる。深く傷ついた彼を慰めようとやって来たのは、ジョージに励まされていたことに気がついたレイスだった。

やさしい顔をするトラボルタはなかなかよい。顔の形は四角いけれどなかなかよい表情をする。

光を浴びて超人的になるなんておもしろくなさそうな気がしていたけどなんだかんだ飽きずに最後まで見れた。そういう力が奇跡を起こすでも何でもなく淡々と進むヒューマンドラマ。ヒューマンドラマだからこそR.デュヴァルやF.ウィッテカーみたいな脇役の人間臭さが光りおもしろく見れた。

森の木を見て全てを悟るトラボルタの演技が印象的。いったい何を悟ったのかその全てを聞いてみたかった。音楽がよかったな。
ニックネーム TMD at 21:03| Comment(0) | TrackBack(0) | MOVIE

2007年03月04日

「さくらん」(2007)

d0020834_22493577.jpg監督:蜷川実花
出演:土屋アンナ、安藤政信、成宮寛貴、椎名桔平、菅野美穂、木村佳乃、市川左團次、夏木マリ 他

江戸の遊郭、吉原。女衒に連れられ大門をくぐった8歳の少女(小池彩夢)は、玉菊屋に買われ、きよ葉と名付けられる。しかし、向こう意気が強いきよ葉は脱走を試みて捕まり折檻を受ける。そんなきよ葉に店番の清次(安藤)は、決して咲くことのない吉原の桜の木に花が咲いたら俺が出してやるとなぐさめる。やがてきよ葉は、美貌も知性も兼ね備えた完璧な花魁・粧ひ(菅野)が面倒を見ることに。それでも脱走をやめようとしないきよ葉だったが、粧ひの挑発に乗せられ、自分も花魁になってやると啖呵を切るのだった。17歳となり、美しく成長したきよ葉(土屋)は、ついに初めての客(市川)を迎え、巧みな手練手管で瞬く間に江戸中の注目を集めるようになる。玉菊屋の花魁・高尾(木村)は、そんなきよ葉の人気に嫉妬を募らせていくが…。

色がきれいな映画な気がしたんす。なのでわっちは映画館で見たいと思い観に行ったんす。なかなかきれいでよかったでやんす。やんすは違うか。服や建物ばかりでなく金魚や提灯といったものも含めくっきりした色ばかり使われていてコントラストが綺麗でそれが妖艶な世界を作る手助けをしていた。そのためきれいなシーンが少なくなく目に残っている場面などもある。しかしせっかくいい映像なのにもうちょっとが普通なのである。「嫌われ松子の一生」とまではいかないがもう少し遊んでみてもいいと思った。最初のおっぱいが無数に出てきたようなおもしろ演出をもっとすればよかったのに、と思う。せっかくそういうのができる雰囲気があったのに。

どうやら原作をほんとに忠実に再現したようだ。俺も少しだけ原作を読んで観にいったから観ていても確かにそう思った。セリフなどほぼ同じだ。それはそれでいいのだがもっとおもしろ演出にしてほしかったものだ。まぁ写真家の監督にそんなものを期待してはいけないか。色の綺麗さと見せることと後半は原作にはない話だからそこを見せることがメインなのかな。

しかし役者は頑張っていた。今までたいして注目にも値しなかった菅野と木村はなかなかの好演技。なんせふたりとも花魁の役。喘ぎ声を出し乳を揉まれていた。大事なところはうまいこと見えないようになっていたが濡れ場のシーンが長いのだ。これまで見たことのない領域の姿に感心し歓心した。そして土屋もたいして好きではなかったがあの目つきとハスキーボイスがなかなかよかった。菅野と土屋の裸の見返り美人のようなシーンとかかなりよかった。写真はいちばん好きだったシーンである。花魁道中。菅野バージョンもも土屋バージョンもよかった。歩き方が好きだった。まぁ俺がMであるからよかったと思う部分が大きいのかもしれませんが。

Mな人にはよい映画なのではないでしょうか。あれ、こんなことが言いたかったんじゃなかったんだけどな、まぁいいか。なんか変なトラックバックがいっぱい来るんだろうな、こんな文章じゃ。
ニックネーム TMD at 20:25| Comment(1) | TrackBack(29) | MOVIE

2007年03月03日

「ヴァージン・スーサイズ」(1999)

virgin%20suicides%202.jpg監督:ソフィア・コッポラ
出演:キルステン・ダンスト、ハンナ・ホール、ジェームズ・ウッズ、キャスリーン・ターナー、ジョシュ・ハートネット 他
原題:「THE VIRGIN SUICIDES」

美しくてかわいく、それでいてどこか謎めいたところのあるリズボン家のラックス(K.ダンスト)ら5人姉妹。ヘビトンボが、美しい郊外の街を覆いつくす6月、そんな5人姉妹の末妹セシリア(H.ホール)が聖母マリアの写真を胸に抱きながら、剃刀で腕を切った。一命はとりとめたものの、彼女は数日後、自宅で開かれたパーティーの最中、窓から身を投げて命を落とす。そして…

S.コッポラの映画はどうしても合わないな。「マリー・アントワネット」が公開中で影響されてこれを見てみたがもう一歩俺には入り込んでこない。前に「ロスト・イン・トランスレーション」を見たときもつまらなくて困った覚えがある。これでは「マリー〜」も観にいく気にはなれんな。

すごく偏った状況を描くのである人にはものすごくフィットするのかもしれない。分かる、分かるよ、みたいな。しかし「ロスト〜」もこれも俺には分からないではないがそれを見たところで共感し素晴らしいと思うことはなく寧ろ退屈である。退屈というか何かいや〜な感覚になる。もっと明るい映画見たいな、みたいな。

“孤独”を描くのだ。周りになじめず自分はどこか何か違う。積もってゆく違和感。若い頃特有のおかしな感情。全体的にその雰囲気が蔓延しているためにどこか暗い。鮮明なのに曇っている。フィルターがかかっているよう。楽しそうなシーンもどこか哀しい。とくにこの映画ではそれが悪い方向に作用して死の連鎖。最悪な結末。おもしろいか?

そういう難しいであろう感情の世界を描くことに一定の評価はあるがつまらないんだよね。まぁこれは「ロスト〜」よりはおもしろかったけど。おかしな演出とかもあったし。おかしなJ.ハートネットとか見れたし。どこかエロくて危ういK.ダンストもよかったし。

女の子には共感できる映画なのだろうか。
ニックネーム TMD at 23:18| Comment(0) | TrackBack(0) | MOVIE

2007年03月02日

「イントゥ・ザ・ブルー」(2005)

into_the_blue.jpg監督:ジョン・ストックウェル
出演:ポール・ウォーカー、ジェシカ・アルバ、スコット・カーン、ジョシュ・ブローリン 他
原題:「INTO THE BLUE」

カリブ海に浮かぶバハマでダイビング・インストラクターをしているジャレッド(P.ウォーカー)。いつか沈没船を見つけてお宝を手に入れたいと夢見る彼は、ハリケーンが通り過ぎた海で、ついに沈没船の一部を発見する。それが何百万ドルもの金塊を積んだまま難破したと伝えられる“ゼフィア号”と確信したジャレッドは、恋人のサム(J.アルバ)、幼なじみのブライス(S.カーン)らとともに自分たちだけで引き上げようと誓い合う。ところが、そのすぐそばには麻薬を積んだ密輸飛行機も墜落していた。しかし、せっかく見つけた沈没船の存在を隠しておきたい彼らは、警察への届け出をためらうのだったが…。

J.アルバが見たくて借りてJ.アルバを堪能しました。はい。男優ならまだしも女優が見たくて映画を借りるというのはなかなかないことだ。男優と書くとエロい響きになるのはなぜだろう。

しかしこの映画なかなかおもしろかったのだ。全く期待してなかったのに。全く飽きることなくハラハラしながら最後まで見ることができた。もともと海好きでサメやら熱帯魚やらがいっぱい出てきてそれがとても綺麗な映像だったおかげでもあるが、話がベタにいい感じでいいアクションもあって普通におもしろかった。宝より愛が大事ってなわけで。

しかしね、まさかJ.アルバのポロリありだとは知らなかった。見えちゃってるよ、編集で消さなくてよかったのだろうか。
ニックネーム TMD at 02:34| Comment(0) | TrackBack(0) | MOVIE

2007年03月01日

「シン・シティ」(2005)

811_01.jpg監督:フランク・ミラー、ロバート・ロドリゲス、クエンティン・タランティーノ(特別監督)
出演:ブルース・ウィリス、ミッキー・ローク、クライヴ・オーウェン、ジェシカ・アルバ、ベニチオ・デル・トロ、イライジャ・ウッド、マイケル・クラーク・ダンカン、ロザリオ・ドーソン、ニック・スタール 他
原題:「SIN CITY」

街の実力者の息子(N.スタール)を相手に正義を貫くハーティガン刑事(B.ウィリス)。 しかし、相棒の裏切りに遭い無実の罪で投獄される。その屈強な肉体と醜い容姿から誰も近づこうとしない仮出所中のマーヴ(M.ローク)。彼は、一夜の愛をくれた高級娼婦ゴールディ(ジェイミー・キング)を何者かに殺され、復讐に立ち上がる。罪から逃れるため過去を捨てシン・シティに身を潜めるドワイト(C.オーウェン)。ある時、昔の恋人ゲイル(R.ドーソン)が仕切る娼婦街で警察官(B.デル・トロ)が殺されるトラブルが起こる。発覚すれば警察との協定は破棄され、娼婦たちは窮地に陥る。彼女たちを救おうと一肌脱ぐドワイトだが。8年後、出所したハーティガンはかつて救い出した少女ナンシー(J.アルバ)に再び危機が迫っていることを知り、最後の戦いへと向かう。

いろんなストーリーがあって一見ややこしそうに見えるのだがこの映画、ストーリーとか別にどうでもよくて豪華キャストが特殊な映像の中で目まぐるしく何かやっている、というそんな雰囲気を楽しむだけでよいのではないかと思う。と言っても最後のB.ウィリスの話はよかったと思っているのだが。

特殊な映像をすごく楽しみにしていたのだが期待以上によかった。白黒の中で一色だけが鮮やかに浮かび上がっており、グロくて非現実な話の演出としてすごく見事だった。

とか冷静に書いているけど見ながら笑いっぱなしだったのだ。M.ロークの顔面ドライブ、E.ウッドの音を立てない動き、もうその他いろいろ、誰もが殺しても殺しても生きている、とか黄色い変なやつとか、デル・トロの首とかふざけまくっていておもしろすぎた。車の映像がいつもCGっぽくて「ルパン3世」で走っている車みたいだったのもおもしろかった。あとなぜか恐竜とか。

そしてJ.アルバがめっちゃかわいかったのだ。いやー、よかった。酒を飲みながら冗談半分で見るのにもってこいの暴力映画でした。
ニックネーム TMD at 16:25| Comment(0) | TrackBack(0) | MOVIE

2007年02月27日

「リトル・ミス・サンシャイン」(2006)

fba12e48a90e74b41e5a0902e3316ad8.jpg監督:ジョナサン・デイトン、ヴァレリー・ファリス
出演:グレッグ・キニア、トニ・コレット、スティーヴ・カレル、アラン・アーキン、ポール・ダノ、アビゲイル・ブレスリン 他
原題:「LITTLE MISS SUNSHINE」

アリゾナ州に住むフーヴァー一家は、家族それぞれに問題を抱え、崩壊寸前。パパのリチャード(G.キニア)は独自の成功論を振りかざして“負け組”を否定し、長男ドウェーン(P.ダノ)はそんなパパに反抗して沈黙を続ける。9歳の妹オリーヴ(A.ブレスリン)はとうてい無謀なミスコン優勝を夢見て、ヘロイン常習のグランパ(A.アーキン)は勝手言いたい放題。さらにはそこへゲイで自殺未遂の伯父フランク(S.カレル)まで加わる始末。ママ、シェリル(T.コレット)の孤軍奮闘も虚しく家族はバラバラ。そんな時、オリーヴに念願の美少女コンテスト出場のチャンスが訪れる。そこで一家は旅費節約のため、オンボロのミニバスに家族全員で乗り込み、はるばる開催地のカリフォルニア目指して出発するのだったが…。

アカデミー賞の影響で脚本賞を受賞したこの作品を観てみた。なんとなくだが見る前から自分好みの映画な気がしていて、ってのは「サイドウェイ」とかと同じ匂いを感じていてなんか見て得した気分になれるのではないかという予想があり、そしてそれはその通りだった。どこかとぼけたロードムービーなのである。

家族がみんな問題を抱えているんだけどそれがどれもこれもふざけていてうける。とくにおかしな成功論を持つG.キニア演じるパパはうける。憎めないんだけどこういう奴いたらうぜーなー、という感じがうまく出ていた。あとはもうどうしようもない奴ばかり。パイロットになるまで家族と口をきかないことを心に決めた沈黙の息子。変態じじい、自殺未遂のゲイ。みんなキャラが色濃く出ていて登場人物が多いのに全員何かおもしろく、こんなやつらがいっしょに旅に出たらいったいどうなるんだ、ともうワクワクニヤニヤである。

案の定問題ばかり起きるのだがまぁ映画だから最初は車の故障とか小さな問題でどんどん大きな問題に発展してゆく。徐々におもしろくなっていかないとつまらないからね。で徐々にはちゃめちゃになっていっていったい最後のコンテストでは何が起こるんだ、これで最後つまんなかったら拍子抜けだなぁ、と軽く心配していたら最後はもうはちゃめちゃで笑ってしまった。一人でケラケラしてしまった。なんか観終わった後も思い出し笑いしてしまった。例えるなら俺がいつものメンバーで行くカラオケの最後の方のようなおもしろさだ。

しかしはちゃめちゃだけの映画ではないのだ。みんなで協力して問題を解決してゆくうちにみんな変わってゆき家族がなんとなくだがまとまってゆくのだ。S.カレンがP.ダノを諭すようないいシーンもある。平凡ではあるがこんな小さな映画だからこそううまいことまとまってゆく様が邪魔ではなく心地よい。いい映画だな、と思わせてくれる。何度もあるみんなで車を押すシーンは最後にはとてもいいシーンに見えてくるのだ。

ところでこの映画でA.アーキンが助演男優賞を獲ったのだけどまーったく普通のじいさんでとくにいいところもなかったのだ。助演賞というのはほんとによく分からんもんだ。助演女優賞にノミネートされた子役のA.ブレスリンはよかったんだけどこんぐらいの演技をする子役はもう見慣れてしまっていて驚きもそんなにないところがカタハライタシ。そしてこの子アカデミー賞で今まさにオスカー発表ってとき肘ついてえらそーにしてたのが大物を匂わせたなぁ。

まぁおもしろかった。ほとんど人のいない映画館で前のほうに座り大画面を独占して観たのが気分よかった。
ニックネーム TMD at 13:40| Comment(1) | TrackBack(27) | MOVIE

2007年02月25日

「ドリームガールズ」(2006)

anika_noni_rose2.jpg監督:ビル・コンドン
出演:ジェイミー・フォックス、ビヨンセ・ノウルズ、ジェニファー・ハドソン、エディ・マーフィ、ダニー・グローヴァー、キース・ロビンソン、アニカ・ノニ・ローズ 他
原題:「DREAMGIRLS」

1962年、アメリカの自動車産業の中心地、デトロイト。エフィー(J.ハドソン)、ローレル(A.N.ローズ)、ディーナ(ビヨンセ)の3人は音楽での成功を夢見て“ドリーメッツ”というグループを結成し、新人オーディションへの挑戦を繰り返していた。中古車販売会社のカーティス(J.フォックス)はそんな彼女たちに大きな可能性を見出し、マネジメントを買って出る。そして、地元で抜群の人気を誇るジェームズ・アーリー(E.マーフィー)のバック・コーラスに抜擢されると、彼らのパワフルなステージはデトロイトのみならず全米中の注目を集め、一躍スター街道を歩み始めるのだったが…。

黒人の映画ばかり見ている気がするがそんなことは気にせず。これは久しぶりに楽しめるよい映画だったー。純粋に楽しめて感動できる良作。音楽ってのはほんとに心を揺さぶってくるもんだ、心じゃねー、魂だ、ソウルよ、ソウル!ソウルの映画だったよ、これは。ぜひ映画館のよい音質で見るべきである。最後には感動してちょっと涙した。

ビヨンセはもちろんE.マーフィーはやはり何かおかしくて最高だった。なんか普通にしてても笑ってしまう。表情がほんとによい。でも助演賞はないかな、とも思うけど。そして頑張っていたのはJ.ハドソン。ちょっとソロのところはうるさいぐらいだったが。まぁ助演賞はないかな、とも思うけど。

一応ミュージカルっぽくてところどころで突然歌い出すんだ。俺はどうもこれが嫌で笑っちゃうし、歌ってごまかすなよ、と思ってしまう。演技しろよ、と。とくに辛いとか悲しい感情を歌われると何か笑っちまう。博打とかで金を稼ぐシーンで道で歌いだす3人の映像はすげーかっこよかったけど。でもあんまり突然歌いだすシーンは多くなくてよかった。まぁだからこそ突然あると中途半端のように見えたのだがまぁそんな細かいところはよいのだ。

といいつつ細かいところを書くとラストはないなぁ。あのJ.フォックスで終わるのはないなぁ。なんか拍子抜けだった。でもまぁそんなところはいいのだ。音楽がどれもこれもよくてステージも派手でライブを見ているかのように心躍るいい映画だった。

そしてアカデミー賞の前に発表になったラジー賞でおもしろいのがあった。「氷の微笑2」のシャロン・ストーンがワースト女優賞だったのだがそれよりワースト・スクリーン・カップル賞で彼女は“シャロン・ストーンと両側に垂れ下がった胸”(「氷の微笑2」)でノミネートしていた。なんだそりゃ。

最後に先日の結婚式2次会は非常によかったです。おめでとうございます。
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ニックネーム TMD at 20:22| Comment(3) | TrackBack(34) | MOVIE

2007年02月24日

「ホテル・ルワンダ」(2004)

hotel_rwanda.jpg監督:テリー・ジョージ
出演:ドン・チードル、ソフィー・オコネドー、ニック・ノルティ、デズモンド・デュベ、ホアキン・フェニックス、ジャン・レノ 他
原題:「HOTEL RWANDA」

1994年、ルワンダの首都キガリ。多数派のフツ族と少数派のツチ族の内戦はようやく終息したものの街は依然不穏な空気に包まれていた。ベルギー系の高級ホテル“ミル・コリン”で働く有能な支配人ポール(D.チードル)は、ある晩帰宅すると暗闇に妻タチアナ(S.オコネドー)と子どもが身を潜めていた。フツ族大統領が何者かに殺され、これを契機にフツ族の人々がツチ族の市民を襲撃し始めたのだ。ポール自身はフツ族だったが、妻がツチ族だったことから、ひとまずミル・コリンに避難することに。外国資本のミル・コリンはフツ族の民兵たちもうかつには手を出せなかった。そのため、命からがら逃げ延びてきた人々が続々と集まってくるのだが…。

感動したくて見たのだけれど全く感動せずむしろ疲れた。どっと疲れた。重い辛い痛い。映画というよりドキュメント的に感じてしまい、何でこんな映画が作られたんだろうと疑問。ただこんな世界があることを伝えたかっただけなのではないだろうか。

内紛とかを題材に映画を撮るというのは非常識なことなのかもしれない。惨い世界を素に金儲けをするわけだから。そういう思いがあるから遠慮のようなものが出てきてドキュメントっぽくなってしまったのだろうか。

俺が重く感じたのはこれを見ても何もしない自分がいるからである。J.フェニックスか誰かが映画の中で言ってたけど殺し合いが起きている映像を見ても見た人はただディナーを続けるだけなのだ。まさしくそうでそんなニュースを見たとしてもこの映画を見ても俺は何もしない。ただいつもと同じようにTMDiaryを書くだけなのだ。Googleでイメージ検索して写真を選んでサイズを合わせてalignとかhspaceとか書いて監督とか主演者とか書いてこの人どんな監督なんだろうとか調べたりこの後にD.チードルはよかった、とか書くのだ。それでいいのだろうか。

この映画は世界では内紛とかそういうひどいことも起きているんだよ、と知ってもらうことだけで十分なのかもしれない。誰もこの映画を見た後に何かそれに対して行動を起こしてほしいなんて思っていないと思う。まさしくニュースとかドキュメントと同じで。よい映画が見たかった俺としては非常に不完全燃焼で何だかやりきれない思いだ。戦争映画ならまだしも内紛というのは…。

それでも俺はただ書くだけなのだ。D.チードルはよかった、と。なんとも痛い。
ニックネーム TMD at 23:18| Comment(1) | TrackBack(2) | MOVIE