監督:マーティン・スコセッシ出演:レイ・リオッタ、ロバート・デ・ニーロ、ジョー・ペシ、ポール・ソルヴィノ、ロレイン・ブラッコ 他
原題:「GOODFELLAS」
少年の頃からギャングに憧れ、その仲間入りを果たした一人の男(R.リオッタ)の半生を通してマフィアの実態を描いた力作。実話を基に製作されているとはいえドキュメンタリー色は薄い。
その世界でしか生きられない男たちの話。オープニングから包丁でグサー、拳銃でパンパンと慌しい。この映画はデ・ニーロ級の役者が主人公となって堂々たるギャングを描いてゆくのではなく小さな頃からギャングに憧れその道で生きることを決めたちょっと頼りない男を主にデ・ニーロやJ.ペシ、P.ソルビノといった超個性がそれを支えている。そのために非常に根元がしっかりしているというか厚い映画。うすっぺらいところがない。
根元がしっかりしているからかバックでなぜか明るい音楽が鳴り続けている(人が死ぬシーンでも)こともしょぼくなくすごくおもしろい演出に写る。エンディングが「マイウェイ」のシドバージョン。様々な人たちがナレーションをとる展開も「カジノ」と同じでおもしろい。ナレーションが入っている映画が好きな俺としては。
仲間を売ってはいけない。それが男の世界の約束事だった。10代の頃できたそれを最後にはできなくなってしまう。そこらへんがこの映画のいいところだと思った。裁判のようなシーンでのデ・ニーロやP.ソルビノの目線がかなり強烈で頭に残った。「グッドフェローズ」というタイトルが示す仲間の大切さ。しかしデ・ニーロなんて仲間を殺しまくってるわけだしなぁ。金、殺しの世界でほんとにグッドフェローズなんてありえないわけだ。
J.ペシの演技がぶっとんでてこれまたよい。助演男優賞も頷ける。おもしろかった。




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